2012年10月04日 19:56

つまらない事を望む

 「つまらない」という単語がある。語の正確な解釈は辞書とかにお任せするとして、一般に面白くないといった意味合いで使われる単語である。では、この対義語は何であろうか、と考えた時、単純に字面だけで見ると「詰まる」であろうか、という事になる。案外これは正解に近いらしく、「詰まるところ」の「詰まる」、要は最終的に行き着いた状態が「詰まる」であり、その行き着いた状態にならないが故に「詰まらない」という感じの由来だそうな。

 で…だ。話は変わって、詰まったのである。何がって、拙宅の洗濯機がである。この場合の「詰まる」は、行き着いた何かというような格好の良いものではなく、それこそ物理的に、フィジカルに、ホコリがみっちりと、もういっぱいいっぱいになったという意味での「詰まる」である。

 元より乾燥機能が詰まりやすいといった話は、ちらほらネットで見かける機種ではあった。昨日あたりから乾燥がやたらと遅くなり、昨夜に仕掛けた乾燥はほとんど乾かず、今朝仕掛けた物を仕事後に見たときは、完全に湿ったままであった。うん、故障だ。基本的に、この状態は故障と言っていい。たとえその原因がホコリが詰まっただけだとしても、症状的には明らかに故障だ。いや、もしかするとホコリ詰まり以外の原因…例えば加熱系の故障だとかいう、本当に故障だとしても詰まるところは故障である。あぁ、もう、書いてて自分でもわかんなくなってきたぞ。

 ともかく、だ。ネットで言われる通りに詰まっているだけなら、小生でも何とかなる。というか、早急に何とかしないことには、明日着ていく服がない。幸いなことに、分解して掃除するページもいくつか見かける。そして実は、検索で一番上に出てくるページの箇所以外にも詰まる場所があるらしいのを発見。ただ…よくある誰かの質問に別の誰かが答える系のページだと、どういうわけか最初に引っかかるページの内容を書いている人ばかりであり…いいのかこれで、とか思ってしまう次第でもある。

 で、その二番目以降に出てくる箇所を開けてみた。ふむ…うん。詰まってる詰まってる。乾燥用の空気が通るダクトを外すと、洗濯槽側にもうみっちりと…否、まるで低反発素材のクッションのような、柔軟剤をしっかり効かせてよく乾燥させたタオルのような、無駄なまでにふんわりとしたホコリの感触。いや、実際柔軟剤がかかった状態で洗濯乾燥した時の綿屑であり、役に立たない無駄な物体であるので、この表現はある意味正しいのだとも思うが…何はともあれ、そんな物体がみっちりと詰まっていた。

 −−−−考えるな、掻き出すんだ−−−−

 小生の頭の中で、誰かがそんな事を言ったのかもしれない。いや、言われずともそりゃ掻き出しますよ。掻き出しますとも。湿ったままのワイシャツで仕事先に行くわけにゃいきませんともさ。えい、これでもか、これでもか、これでも…か…?

 いや、比喩表現ではなく、文字通りの意味で「これでもか」というくらいの量の綿ぼこりが詰まっていた。具体的には、スーパーの食品コーナーにあるビニール袋に一杯分くらい。袋に入れてぎゅーっと押しつぶしても、小生の拳くらいの体積。ちなみに小生の手は男性としても大きい部類に入るサイズである。

 え〜っと…いや、ネジ1本外してパネル外してダクト外してといった、修理としては割と簡単な手間で出来る部類ではあるのだが、やっぱ再発は防止したいよなぁ。というわけで、平時から清掃用に取り外し出来る乾燥フィルターから水を流し込んでみる。案の定、その水は洗濯槽側に直接流れ込んでいる。ということは、こっちから水を流してやれば一応の清掃は出来るということか。ふむ…本当はケルヒャーの高圧洗浄機のオプションにある、排水管掃除用のノズルが使えればいいのだが、わざわざこのために買ってくるのもなぁ。いや、ケルヒャーさんは拙宅の押入れに鎮座しておられますので、1万前後くらいだったかで入手は出来るんだけどさ…。

 何はともあれ、一応ホコリは取り除いた。掃除の手順も、だいたい見えた。あとは試運転、という事で今に至るわけだ。まぁ、なんとか大丈夫っぽい雰囲気ではある。

 何かこう…こんな詰まらない理由で動かなくなるというのは、製品としてちょっと問題だよなぁ。もっと詰まらないような工夫はないのかしら。例えば掃除機のようなサイクロン機構で遠心分離してみるとか、そういった方法があったらいいよなぁ…。いや、流速的に厳しいのはわかってるんだけどさ…。
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