2012年07月23日 00:00

音源

 小生、プログラミングなる物を覚えてからかれこれ30年くらいになる。当時のBASICに始まり、処理の遅さに嫌気が差してPascal系のコンパイラに手を出したりアセンブラをいじってみたり、まぁひと通りやってみた感じである。で、今だにプログラムを組んでいたりするわけである。

 同時にコンピュータ系の音楽に対する興味も、かれこれ20年以上続いている。今でも手元にYAMAHAのDX7があるあたり、当時のFM音源で色々やっていた原体験から抜け出せないのだろうとも思う。というか、ぶっちゃけ何でも再生できる昨今のコンピューター系音楽って、楽器で出る「リアル」な音と同じ物を同じように扱えてしまうから、工夫というか職人芸というか、そういう要素がとても薄くなってしまったような気がして小生にとっては面白くないように思えるわけで。いや、確かに細かな工夫は今でも存在する。それは認める。でも、それは「音楽」としての工夫であって、「コンピュータ音楽」の工夫とはちょっと違うような気がしてならない。早い話、昔の音源数や解像度といった厳しい制限の中で、いかにそれをかいくぐるかという工夫や楽しみが、今のコンピュータを使った音楽には無い…というあたりが小生にとっては不満なのだろう。でも、音楽性とかとは全く関係ない要素だわなこれって。

 話がそれた。もう1つ、当時からコンピュータで音楽をいじっていた小生の心揺さぶる物に、「MML」なる物がある。音楽を「記す」方法としては一般的に「楽譜」が用いられるが、これをコンピュータ上で読み書きするのはプログラム的に色々と面倒くさいし、コンピュータが扱うためには無駄も多い。故に、「楽譜」ではなくもっと単純に「ドレミファソラシド」をテキストで書いてしまおうという発想の「言語」である。いや、もう少し正確には、英語で言う「ドレミファソラシド」、つまり「CDEFGABC」を並べるような物である。まぁ、和製のその手のシーケンサで「どれみふぁそらしど」表記の物があったような記憶もあるが…とりあえずそれは横に置いといて、とにかくそういう方法で楽譜を表現する物があったのである。

 あった…という表現は良くないかもしれない。実際、今でも確かに細々と残っている。わずかに残ったそれを…何の巡り合わせか、ネットで久しぶりに発見した。ActionScript…つまりはブラウザとかの「Flash」で色々やるための言語であるが、それで音源をコントロール出来ないかと色々探していたところ、「SiON」というライブラリにぶち当たったのである。基本的にMMLでFM音源をコントロールするという、何とも小生の懐古心をくすぐる物ではないか。ActionScript中でMMLを書く感じになりそうだが、サンプルプログラムとしてテキストボックスにMMLを書き込んで再生するという物があったので、試してみる。ちょちょいと思いつきのMMLを書いて再生っと。ふむ、これだ、これ。懐かしい感じの音。いや、どう考えても懐古以外の何物でもないのはわかっているのだが、まぁレトロブームっちゃレトロブームでもあるので、こんなのもいいんじゃなかろうか。

 というわけで、久々にちょっといじってみようかな…。
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